OLからの脱出10
当たって砕けろじゃ〜
■面接に落ち続けて・・・
面接に落ち続けると、「これはこのままではイケナイ」ということが、なんとなくわかってきます。
やはり、ふつうの企業は「5年間働いたけど、ぜーんぶゼロに戻して自分探しをしたいんです」という人は、あんまり(というかほとんど)採用しないものなのです。
それはわかるけど、私は本当に経験を生かした仕事はイヤなんだってば!!
そんなある日、面接に行った小さな編集プロダクション。
私が唯一の経験である、損保の知識が必要なモノを作っていました。
おおお。損保の知識。
それがあったか!!!
それなら、私もかなり(イヤイヤ)現場で鍛えられています。
「ここなら、自分の経験と知識を生かして一歩を踏み出せるのではないか」
こ、これは、ここに入るしかない!!
面接も大変感じよく進み、手ごたえも十分。
もうすぐに自分がその会社で働いている図が浮かんできてしまうのでした。
が。
またまた不採用の通知が送られてきました。
応募者がとっても多いって言ってたっけ。
社員が1人しかいないという小さい会社ですから、そんなに何人も取るわけがありません。
私のような未経験者に手取り足取り教えているほど、現場は甘くないのです。
とはいえ、この会社は私にとっては、命綱(大げさだな)のような会社でした。
めったにない、この業界で、私の過去の知識を多少は生かせそうな仕事・・・。
そこで。
私は、不採用の通知にまた返事を書いたのです。
「もし、また人を採用することがあれば、また受けるので連絡してくれないか」と。
すると、その会社からすぐに電話がかかってきて、「もう一度きてください」というではありませんか。
もうびっくり。
その場で、なぜか、面接。
で、すでに採用になっていた方と同時に私も採用してもらえることになったのです。
ここが、私のマスコミ業界への第一歩となったのでした。
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