OLからの脱出7

暴走してみた!


さて。
OLやめたい。
でも、どうしていいのかわからない。

答えが見つかるかも知れないと、毎日本屋をさまよっていた私です。
 
ある日、一冊の本のタイトルが目に飛び込んできました。
内館牧子さんの「切ないOLに捧ぐ」。
三菱重工で10年OLをやった内館さんの本です。
「切ないOLに捧ぐ」
 
もうタイトルにぐっときてしまいました。

そして・・・。
この本に出てくる「切ないOL」はまるっきり私でした。
私のOL経験はたった5年弱ですが、良くぞ言ってくれました!ということが、たくさん書いてあります。
飼い殺しOLの気持ちをここまで代弁してもらって、私はすっかり著者に興味を持つようになったのです。

読み進むうちに、彼女が「書くのが速い」という特技を生かそうと悪戦苦闘して、脚本家の勉強をはじめたくだりに、引き込まれました。
 
私も、自称「書くのは速い」ほうだと思っていましたから、不遜にも、「私と同じだ」などと勘違いしてしまったんですね。(←ありがちだ・・・)

単純な私は千葉さんの本を一瞬で忘れ、「脚本家になる!」と心に決め、脚本学校(通信)に入ってしまったのです。

(かなり、おばかです・・・。)


それでも、初めて学ぶ脚本の技術というのは、とても面白いものでした。
あっという間に夢中になり、寝てもさめても脚本のことを考える日々となりました。
ときどき、学校でほめられたりすると、うれしくなる私。

がしかし・・・。

しかし、脚本家なんて、そう簡単になれるわけもないのは、さすがにアホな私もわかっていたようです。
脚本学校は続けつつも、「何か違う」ということに気が付きました。

まず、人生の経験値が圧倒的に不足していました。
内館さんは、OLを10年やったことが、非常に役立ったといっています。
モノをかく上で、人生での経験は重要だということが良くわかりました。
私の知っている世界なんて、狭いんだ・・・ということがわかってきたのです。


OLからの脱出8
ホームへ戻る