次世代DVDって何なのか?
DVDレコーダーを購入するときに「果たして今買っていつまで使えるのか」を気にしている方も多いと思います。
現在のDVD(4.7GB)には、標準画質でテレビを2時間しか録画できません。また、地上デジタル放送を、本来の良い画質で撮るためには、もっと容量の大きな「次世代ディスク」が必要です。
「2層DVDディスク」で容量はUPする
現在のDVDは片面4.7GBですが、2倍の容量を持つ8.5GBディスク(DVD+R、DVD-Rは開発中)が登場しはじめました。現在はパソコン用だけですが、将来、DVDレコーダーにも採用されるかもしれません。
1枚のディスクに標準画質で4時間位録画できる計算になるのです。
しかし、残念ながら、今現在のDVDレコーダーで、これら2層のディスクを使うことはできないと思います。
なお、DVD-RAMに「両面」という規格があるのですが、これは使用中にディスクを裏返さないといけないため、2層ディスクとは分けて考えます。また、現在のDVDのフォーマットでこれ以上(4層、8層)の容量にするのは、技術的に難しいそうです。
この2層ディスク、思ったより価格が下がらず、普及が遅れているようです。場合によっては、パソコンのみの搭載に終わり、レコーダーはつぎの次世代ディスクに移行してしまうかもしれません。
次世代ディスク「ブルーレイ・ディスク」「HD-DVD」とは?
昨年ソニーが、今年松下電器など各社がが次世代ディスク「ブルーレイ・ディスク」を搭載したレコーダーを発売しました。
また、まだ世の中には出ていませんが、東芝とNECが研究し、DVDフォーラムで策定された「HD
DVD」というライバル規格があります。
これらは、現行のDVDに比べて容量が大きく(23〜50GB)、主にハイビジョン映像の録画をターゲットに開発された光ディスクです。
現行のDVDとは違って、まだROM(映画ソフトなど)は登場していません。
主な規格の違い
| ブルーレイ・ディスク(Blu-ray) |
ソニー・松下電器産業・フィリップス・日立製作所・サムソン電子・パイオニア・シャープほか |
容量は23〜50GB |
容量が大きいので画質がいい。 |
| HD-DVD |
東芝・NEC(DVDフォーラムにて策定中) |
容量は30GB予定 |
現在のDVDとの互換性が高い。価格が安い。 |
将来を見越して、ブルーレイ・ディスクを買っておいたほうがいいの?
結論から言えばNOです。
私は、現行のハイビジョン放送をどーしても録画したい!という人でなければ、まだ買わないほうがいいと思います。
理由は、
・価格がまだ高い(なぜ高いかというと、青色レーザーが高いから。青色レーザーは東芝が廉価版を開発中との噂もあり、まだ下がるかも)
・DVDフォーラムでも対立規格「HD DVD」を策定中。次世代DVDとなる映画ソフトがどちらから出るかが不明であること
・現行発売のものはまだハードディスクを搭載していないので、使い勝手がDVDレコーダーに比べて劣る
の3つです。
ソフトが出るのはまだ先ですから、好きな映画会社がどちらを使ってソフトを出すのかを見極めないと、せっかくレコーダーを買っても映画が見られなくなってしまいます。
購入は、実際に映画ソフトが登場してからでも遅くないと思います。
では、DVDレコーダーは今買い時でしょうか?
人によりますが、私はYESと思います。次世代ディスクの動向が定まるのはまだ先。そして普及するかどうかすら、微妙なところがあります。(実際に次世代CDといわれたDVDオーディオ、SACDは普及していません)
ハードディスクの寿命が5年といわれていますから、そのころに買い換える計算で今出ているものを買えば、その間、快適な録画生活が楽しめると思います。
2004.12月改定
次世代DVD戦争はブルーレイ・ディスク(blu-ray disk)か、HD DVDか を読む
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